2021-03-22 第204回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
前回の続きでございますが、三月十日現在の日銀バランスシート上の政府預金七十七兆円と、非常に多額の額が積み上がっております。一次、二次、三次と補正予算に賛成をしてきた人間として、予算の単年度主義の良しあしは別として、非常に切ないものがございます。せっかく用意した予算が使われていないのではないかという疑いを持たざるを得ない。 この辺りはどう御説明されますか。理財局長で結構です。
前回の続きでございますが、三月十日現在の日銀バランスシート上の政府預金七十七兆円と、非常に多額の額が積み上がっております。一次、二次、三次と補正予算に賛成をしてきた人間として、予算の単年度主義の良しあしは別として、非常に切ないものがございます。せっかく用意した予算が使われていないのではないかという疑いを持たざるを得ない。 この辺りはどう御説明されますか。理財局長で結構です。
御指摘のとおり、本年三月十日時点の政府預金は、これは三次にわたる大規模な補正予算の影響がございまして、七十七・二兆円と、例年に比べてかなり多く残高を抱えている、そういう状況にございます。 それで、三月の下旬にかけましては国債の大量償還がございますし、またその他、年度末の諸払い等が行われることによりまして、この年度末である三月末にかけては大きく減少していくものと見込まれております。
○国務大臣(麻生太郎君) 最後の質問ですけれども、確かに令和三年の三月十日の政府預金が七十七兆二千億と、これはもう例年より非常に大きな額になっておりますけれども、これはもう新型コロナへの対応として一般会計の歳出が七十九兆四千億ということになった、巨額な補正の追加を計上しておりますし、これらの執行に備えましてあらかじめ資金というのを調達したことなどによってこれは巨大なというか大きな額になっておりますので
せっかく財政金融一体政策でいいコンビネーションが始まったんですけど、この前も御指摘申し上げたように、政府預金がやたら増えているんですね。七十七兆円ですよ、直近の政府預金がね。これ、金融政策上何か効用があるんですか。
○参考人(黒田東彦君) もちろん日銀は国庫として国の資金を政府預金として預かっておりまして、この政府預金は、一方で国による税金とか社会保険料の受入れ、他方で公共事業費とか年金の支払、それからまた、国債の発行の代わり金の受入れとか逆に償還といった要因で上下に変動するわけであります。
そうした観点から、国は、日本銀行に保有する政府預金において租税を含む国庫金の受け払いを行っているところでございまして、税目別に口座は区分されておらず、消費税収入の入金口座は他の税収とは区分はされておりません。
一方で、政府は、こうした支出を行うために必要とされる政府預金を得るために、租税の徴収や国債等の発行を行う必要がございます。その過程において法人、個人等の保有する現預金の額が減少する場合には、その金額の分だけその時点においてマネーストックが減少することになります。
この表の五の一に「政府支出」というところがあるんですけれども、これを見ていただきますと、日銀さんや民間金融機関の振替の処理はありますけれども、それを除いて考えると、政府が政府預金を支出して純資産を減らすことによって、民間非金融機関では預金が増えて純資産が増えるという、ここでもお金が増えていくことになると思いますが、財務省さん、財政支出をすると世の中にお金が増えている、結果的にそういうことでよろしいでしょうか
○国務大臣(麻生太郎君) この令和二年の十二月のいわゆる政府預金、四十九兆二千億というので、例年より大きな額、間違いがないと思っております。
この政府預金の推移を見ていると一目瞭然なんですね。去年の年末どれくらいあったかというと、五十兆円弱です。一昨年どれくらいだったか、十五兆円ですよ。三倍以上に膨れ上がっているんですね。 これ、使い残しと言わずして何なんだと。何でこんなに積み上げているんですか、政府預金。財政出動がスムーズに行われていないという証拠ではないでしょうか。大臣、いかがでしょうか。
これによりますと、国の資産、政府預金や日銀への政府出資は除く、これが九百九十五兆円ですよ。一方、貸方、こっちの負債の部ですね、日銀保有分の国債を除くと四百八十六兆円。次に、日銀当座預金、帳簿のお金、これが三百九十四兆円。銀行券百七兆円。この日銀当座預金と銀行券を足しますと五百一兆五千億円になります。
お尋ねの、補償金が供託されました場合に、その供託金は、国庫金のうち、歳入歳出外現金である保管金に該当するものとされておりまして、供託所から日本銀行に政府預金として預けられることになります。 預けられました供託金は、独立して運用管理されるものではなく、他の政府預金とともに統一的に運用管理されているものと承知しております。
ただ、この背後には、主として、例えば政府預金が変化したといったような季節性のものでして、御指摘のような幾つかのポイントは全くございません。
五兆円、十兆円という単位で振れるわけですが、その場合、振れる一番大きな要因は、政府預金との関係で、政府預金がふえますと、その分、民間の側の当座預金が減る。あるいは、政府預金が減りますと、民間側の当座預金がふえる。例えば、国債の償還をいたしますと、政府預金が減るわけですが、その分が民間側の当座預金となってあらわれるということで、月々で見ますとかなり振れるということでございます。
しかし、金融緩和をしている状況の中で国債を発行されると、まず銀行の持っている日銀の当座預金が振り替わる形で政府預金の方に入ります。そこで、銀行のバランスシートとしては、その資産の部の当座預金が国債の形で切り替わります。政府のところに政府預金が入ります。負債のところには国債が挙がります。
その前提は、政府が日銀に政府預金を相当持っている、あるいはまた、日銀が返ってきたお金ですぐに何か違うものを買わないというような前提はもちろんあるんですけれども、こういったことに関してはどのようにお考えか。 少なくとも私は、とにかく今のこの金融状況、ハイパワードマネーを減らすようなことをしてもらっては困る、こういう思いで質問させていただいておりますが、いかがでしょうか。
○塩川委員 国民負担を最小化するために、あらゆる機会、努めていく、ですから優先株式の処分収入で国民負担を減らす、そういう努力も行うということですが、それでは、政府、預金保険機構が保有をしております新生銀行の優先株の売却でどれだけ返ってくるのか、お聞きしたいと思います。
今、御説明ありましたように、公社以前は国の機関でございますので自動的に政府預金口座しか保有できないということでございましたが、四月一日から、今お話のありましたような趣旨で日銀に当座預金口座を開設したところでございます。
「債権ノ売主カ債務者ノ資力ヲ担保シタルトキハ契約ノ当時ニ於ケル資力ヲ担保シタルモノト推定ス」 そうすると、適債権になっている債務者の資力を、我が政府、預金保険機構が担保するんですか。適債権の中に、私がにらんだところによると、当時から危ない、危ないと言われている、社名は出さないけれども、ゼネコンとか流通とかノンバンクとか、いっぱいまだ残してあるんでしょう。
日本銀行が持っている国債を買うと、市中の預金という姿から政府預金になる。政府預金になると、さっきの最初の、一番目の数字で言ったように、財政の受け超という形になってマネーサプライは減るのですね。確かに、この九一年から九二年にかけて資金運用部の国債の保有を見てみると、日本銀行から物すごく買っているのですよね。しかし、それはその後なくなります。
日銀としましては、金融システムの安定性確保のために、引き続いて政府、預金保険機構などと連携を深めてまいる考えでございます。
検査報告番号一三〇号は、職員が出納役の補助者として現金出納事務に従事中、出納役保管に係る政府預金小切手用紙一枚を抜き取り、出納役印を盗用して小切手を偽造し、銀行窓口において現金化して領得したものであります。
そうしますと別口に入ってしまって、いまの政府預金にならないのですよ。そこは経済の自然な歯どめがあるようでございます。 要らぬことを言いますが、ただ記念貨幣なんかをどんどん出せば退蔵されますね。製造して、流通して、退蔵される、そういう問題がありますが、いろんなこういうおもしろい問題がありますね。
この別口預金の説明を見ますと、資金は、日銀の政府預金経理上補助貨幣が日銀に保管されている段階は別口預金である、これが市中に流通すると当座預金として整理されるというようになっておるわけですが、この別口預金というのは、通常ほぼどのくらいが妥当なものとして認められるのかということと、この別口預金は当座預金と同じように利息といいますか運用益のつかないものなのかどうかという二点をお答え願います。
○説明員(福井博夫君) 現在は、通常一般会計の関係では税収のおくれということがございますので、国庫金の実質政府預金と私ども申しておるわけでございますけれども、これは通常赤字になっておるという状況でございます。
その結果、大体私どもの経理では、平均的に申しますと約四百億とか五百億程度の政府預金の水準が維持されているという姿になっておるわけでございます。
○小林(進)委員 大蔵省福井国庫課長の方に質問するが、日本銀行へ入った、それは政府預金として受けた。それは受けたんだが、供託金だといって封印して、そのままにしておくわけじゃないだろう。預金の中へ入れて、日本銀行がそれを活用するでしょう。応用するでしょう。普通の一般の政府から国庫金として受けた金と一緒のように、それは最も有効に運用されるでしょう。どうですか。
○福井説明員 日本銀行に入りました供託金は、政府預金という形をとることになっておりまして、日本銀行といたしましては結果的に国庫金としてこれを経理する、こういうことをやるわけでございます。